- 半減期でビットコインが値上がりするって本当?
- 次の半減期はいつ来るの?
こんな疑問をお持ちではありませんか?
半減期は予想される日の1〜2ヶ月前から価格が上がり始める傾向が確認されていて、半減期当日を待っていては投資判断が遅れる可能性があります。
この記事では、半減期の仕組みと過去の価格推移を徹底分析し、次回の半減期を迎える2028年に向けて今から準備すべき具体的な投資戦略を解説します。
価格チェックや積立投資の準備、口座開設のタイミングまで実践的な情報をお伝えしますので、初心者の人もぜひ最後までご覧ください。

目次
ビットコインの半減期とは?
ビットコインの半減期とは、マイニング報酬が半分になるイベントです。
マイニングとは、ビットコインの取引を承認してブロックチェーンに記録する作業を指します。
作業を行う人(マイナー)には報酬として新規発行されたビットコインが支払われるのです。
ビットコインは21万ブロックが生成されるたびに報酬が半減する設計で、およそ4年ごとに発生します。
2009年は1ブロックあたり50BTCでしたが、2012年に25BTC、2016年に12.5BTC、2020年に6.25BTCと段階的に半減しました。
2024年4月の4回目では3.125BTCになっています。
半減期により市場に流通する量が減ることで、ビットコインの希少性が高まる構造です。
発行上限は2,100万枚と決まっており、2140年頃に最後の1枚が発行される計算になっています。
なぜビットコインには半減期が起きるのか?
ビットコインの半減期は、通貨としての価値を維持するために創設時から計算されて設計された重要な機能です。
ここでは、半減期が必要とされる理由について詳しく解説します。
通貨の価値を守るため
ビットコインの半減期は、供給の増えすぎによるインフレを防止し、希少性を確保することを目的として設計されています。
私たちが使う日本円や米ドルは、中央銀行が市場の状況を見ながら発行量を調整しています。
一方、ビットコインには管理する中央機関が存在しません。
もし、制限をせずにマイニング報酬が支払われ続ければ、あっという間に発行上限2,100万枚に到達します。
市場にビットコインが溢れて価値が暴落する危険性があります。
半減期によって新規発行量を段階的に減らすことで、需要に対して供給を適切に調整できるのです。
金の採掘量が年々減少して希少価値が高まるように、ビットコインも半減期で発行するペースを緩めることで、長期的な価値の安定を実現しています。
プログラムに組み込まれている
半減期は人の判断や操作ではなく、ビットコインのソースコードに最初から書き込まれた自動で実行される機能です。
創設者サトシ・ナカモトは「21万ブロックを生成するごとにマイニング報酬を半減する」という命令をプログラムに組み込みました。
ブロック生成は約10分に1回のペースで進むため、21万ブロック到達には約4年かかります。
(210,000 × 10分 ÷ 525,600分 ≒ 3.995年)
つまり、半減期は時間で管理されているわけではなく、ブロック数という明確な基準で自動的に実行される仕組みです。
マイニング速度の変動で多少の前後はありますが、誰かの意思で変更できない透明性の高い仕組みとして機能しています。
過去に起きたビットコインの半減期とは?
ビットコインはこれまで4回の半減期を経験しており、それぞれ価格への影響が大きく異なります。
各回の具体的な値動きや市場の反応を見ていきましょう。
1回目の半減期(ビットコイン):2012年11月28日

引用元:CoinMarketCap
- 2012年11月28日、初の半減期でマイニング報酬が50BTCから25BTCに半減
- 当時は保有者が少なく認知度も低いため、半減期当日に目立った動きはなかった
半減期が終わってから少しずつ価格が上昇して、2013年から2014年にかけて認知度があがるとともにビットコインの価格は急上昇してきました。
最初の半減期を迎えたあとに爆発的な価格上昇をみせたことで投資家に強い印象を残したのです。
2回目の半減期(ビットコイン):2016年7月9日

引用元:CoinMarketCap
- 2016年7月9日、マイニング報酬が25BTCから12.5BTCに半減
- 半減期前から価格上昇が始まった
- 5月には約4万円台だった価格が、6月中旬に8万円超のピークを記録
- その後、利益確定売りの影響か一時7万円台まで下落
- 半減期を経て再び価格が上昇、12月には11万円を突破
注目すべきは半減期前から価格が上昇していることです。
半減期のおよそ1カ月以上前から価格が上がり始め、ピークを迎えたのも半減期よりも前です。
今後の半減期にも同様の値動きをする可能性があることを頭に入れておく必要があるでしょう。
2回目の半減期で「半減期前後に価格が上がりやすい」というパターンが投資家の間で意識され始め、現在まで続く半減期ジンクスの起点となっています。
3回目の半減期(ビットコイン):2020年5月11日

引用元:CoinMarketCap
- 2020年5月11日、マイニング報酬は12.5BTCから6.25BTCに半減
- 新型コロナウイルスの影響かビットコインの価格は下降線をたどっていた
- 徐々に価格は回復していき、半減期直前にはビットコインの価格が急上昇
半減期直後は大きな変動がなかったものの、各国の大規模な金融緩和を背景に価格は上昇を続けました。
2021年11月には約700万円を超える史上最高値を更新しています。
4回目の半減期(ビットコイン):2024年4月20日

引用元:CoinMarketCap
- 2024年4月20日、マイニング報酬は6.25BTCから3.125BTCに半減
- 半減期前からすでにビットコインが急騰、価格は1,000万円を突破
- 2024年1月に米国でビットコイン現物ETFが承認され、機関投資家からの資金流入が加速した
ビットコインETF(Exchange Traded Fund、上場投資信託)とは、ビットコインの価格に連動する投資商品で、通常の株式と同じように証券取引所で売買できるものです。
日本では未承認のため、2025年12月時点では取り扱いされていません。
過去3回の半減期とは異なり半減期当日の価格変動は比較的落ち着いていました。
ETF承認という新たな材料が加わったことで、4回目の半減期はこれまでとは異なる価格形成の流れを見せたといえるでしょう。
次のビットコインの半減期はいつ起きる?
5回目の半減期は、2028年4月から5月頃に訪れると予測されています。
ビットコインは21万ブロックが発生するたびに半減期を迎えます。
次回は105万ブロックに到達した時点で自動的に発生する仕組みです。
半減期のマイニング報酬は3.125BTCから1.5625BTCへと半分になります。
ただし、ブロック生成の速度はネットワークの状況によって変動するため、日程は前後する可能性があります。
過去4回の半減期では、いずれも前後で価格が大きく動きました。
次回も同様の動きが期待できるため、投資を検討している人は今のうちから情報収集を始めておくことをおすすめします。
なぜ半減期でビットコインの価格が上がるのか?
半減期後に価格が上昇しやすい背景には、供給量の減少による希少性の高まりと、投資家心理の変化という2つの要因が深く関わっています。
それぞれ見ていきましょう。
希少価値による需要が上がるため
半減期を迎えると、マイナーへの報酬が半分になり、市場に流通する新規ビットコインの量が半減します。
経済の基本的な仕組みとして、需要は変わらず供給だけが減れば、価値は自然と上がっていきます。
金や希少な宝石と同じであり、数が限られているからこそ1枚あたりの価値が高まるわけです。
実際に過去の半減期では、供給量が半分になったことで需給のバランスが引き締まり、中長期的に価格上昇の土台が作られてきました。
ただし、供給が減っても、すぐに価格が上がるわけではありません。
市場で取引している人たちが「供給が減った」と気づいて、実際に買い注文を出すようになって初めて、価格に影響が出るのです。
市場が盛り上がり心理的期待が上がるため
半減期が近づくと、テレビやネットニュース、SNSで頻繁に取り上げられるようになり、投資家の注目が一気に集まります。
「過去も上がったから、今回も上がるかもしれない」と期待感が広がることで、取り残されたくないという心理が働き、新規参入者が増加していきます。
こうした盛り上がりは4年に1度のお祭りのような雰囲気を生み出し、実際に買い注文の増加につながるのです。
市場心理が価格を動かす典型的なパターンといえます。
ただし、短期的には値動きが激しくなるかもしれないので、落ち着いて判断することが大切です。
ビットコインの半減期に向けて準備することは?
半減期前後は価格が大きく動きやすい時期です。
慌てずに対応できるよう、価格チェックの習慣化や口座開設、投資方法の検討という3つの準備を進めておきましょう。
半減期前から価格変動をチェックしておく
半減期の数ヶ月前から価格の動きを観察する習慣をつけておきましょう。
過去の半減期では、イベントが近づくにつれて価格が上昇し、その後一時的に下落する動きが見られました。
取引所アプリの価格アラート機能を使えば、設定した金額に到達したときスマートフォンに通知が届きます。
たとえば、「1,500万円を超えたら通知」「1,400万円を下回ったら通知」のように設定しておくと便利です。
注意したいのは、数日単位の短期的な値動きに一喜一憂しないことです。
半減期は半年から1年以上かけて価格に影響を及ぼすイベントなので、長期的な視点で冷静に状況を見守る姿勢が求められます。
取引所の口座を開設しておく
ビットコインを売買するには仮想通貨取引所の口座が必須となります。
金融庁に登録された国内取引所を選んで、早めに口座開設の手続きを済ませておきましょう。
半減期が近づくと申し込みが殺到し、通常より時間がかかるケースも少なくありません。
「価格が下がって今すぐにビットコインを買いたい」と思っても、口座がなければ購入できません。
チャンスを逃さないためにも、半減期の1〜2ヶ月前には口座開設を完了させておくことをおすすめします。
個人的には複数の取引所の口座を持っておくことをおすすめします。
セキュリティの問題や突然の利用停止などの緊急事態に対応するためです。
積立投資を検討しておく
投資経験が浅い人や、まとまった資金を一度に投じるのが不安な人は、積立投資を検討してみてください。
ドルコスト平均法と呼ばれる方法で、毎月1万円や毎週5,000円など決まった金額を定期的に購入します。
価格が高いときは少なく、安いときは多く買えるため、結果として買ったときの平均価格が落ち着いた水準になります。
一度に10万円を投資して直後に暴落するより、1万円ずつ10回に分けて買うほうが、高値掴みのリスクを大幅に減らせるでしょう。
投資に回すお金は必ず余剰資金に限定し、生活費や緊急時の備えには手をつけないことが鉄則です。
少額からコツコツ積み立てることで、精神的な余裕を持って長期投資に取り組めます。
ビットコインの半減期に関するよくある質問2選
ビットコイン半減期について、投資家から特に質問が多い2つのテーマを取り上げます。
半減期の最終到達点と投資判断で注意すべきリスクを詳しく見ていきましょう。
ビットコインの半減期が完全に終わるのはいつ頃ですか?
半減期は2140年頃まで全33回実施され、発行上限の2,100万枚に到達した時点で完了します。
半減期ごとにマイニング報酬は6.25BTC→3.125BTC→1.5625BTCと半分になっていきますが、ゼロにはなりません。
2140年以降は新規発行が停止し、マイナーの報酬源は取引時に発生する手数料だけになります。
全ビットコインが市場に出回った後の価格動向については、希少性の高まりから価格が上昇するとの見方があります。
一方で、供給が安定して実用的な通貨として定着するといった見方もあるようです。
いずれにしても100年以上先の話であり、現在の投資判断には影響しにくいでしょう。
半減期のデメリットはありますか?
マイニング報酬の減少によって採算が悪化し、小規模マイナーが撤退してしまうのがデメリットです。
マイニングには高性能な設備と大量の電力が必要で、かかるコストは半減期前後でも変わりません。
報酬だけが半分になれば、電気代や設備費を回収できず赤字に陥るマイナーが出てきます。
マイナー数が減少するとブロックチェーンの維持に携わる人数も減り、ネットワーク全体のセキュリティレベルが低下する懸念があります。
ただし、競争相手が減れば残ったマイナーは報酬を獲得しやすくなるため、マイナーが完全にいなくなる状況は考えにくいでしょう。
まとめ
ビットコイン半減期は約4年ごとにマイニング報酬が半減する重要なイベントで、供給量を段階的に減らして希少性を維持する設計となっています。
過去4回の半減期では価格が大きく変動しており、特に2回目以降は半減期前から上昇する傾向が見られました。
2024年4月の4回目では報酬が3.125BTCに減少し、米国ETF承認の影響もあり1,000万円を突破しました。
次回は2028年4月から5月ごろと予測され、供給数の減少による希少価値があがることで投資家の期待が価格上昇を後押しする可能性があります。
チャンスを逃さないため、数ヶ月前からの価格チェック、早めの取引所の口座開設、積立投資の検討をおすすめします。