- ビットコインのガチホって本当に儲かるの?
- ガチホを始めてみたいけどどんなことに気を付ければいい?
短期トレードで資産を減らしてしまった経験はありませんか?
実は、そんな失敗を経た投資家たちが最終的にたどり着くのが「ガチホ(ガチホールド)」という投資戦略です。
この記事では、ガチホの実践方法から過去の実績データ、メリット・デメリットまでを、投資初心者でも理解できるよう丁寧に解説します。
まずは「ガチホ」とは何か、なぜこの手法が長期的な資産形成に有効なのかを見ていきましょう。

目次
ビットコイン(仮想通貨)のガチホとは
ガチホとは「ガチ(本気)でホールド(保有)する」を略した言葉で、短期的な価格変動を気にせず長期間保有し続ける投資戦略です。
たとえば、ビットコインを購入後に価格が一時的に下がっても売却せず、数年後の大きな値上がりを期待して持ち続けます。
明確な保有期間の定義はありませんが、一般的には数年単位での保有を指すことが多いでしょう。
海外では「HODL(ホドル)」という似た意味のスラングも使われています。
ビットコインは過去10年で何度も大きく価格上昇しており、2017年には約200万円、2021年には約700万円を超えました。※1
このような長期的な成長を狙うのがガチホ戦略の核心と言えます。
※1:CoinMarketCap | ビットコイン(BTC)価格・チャート・時価総額
ガチホってどれくらい続ければいい?
ガチホに明確な期間の定義はありませんが、最低でも3年以上の保有を目安にすると良いでしょう。
ビットコインの価格は数年単位で大きな上昇と下落を繰り返してきた歴史があります。
たとえば2017年の高騰後は2018年に急落し、その後2020年から再び上昇するといったサイクルです。
数ヶ月程度の保有では、このサイクルの一部しか経験できず、下落局面で焦って売却してしまうリスクがあります。
過去のデータから見ても、3年以上保有した投資家の多くが利益を得ている傾向があるため、長期的な視点を持つことが重要です。
自分の投資目標や資金計画に合わせて、じっくり腰を据えて保有する覚悟を持ちましょう。
もしビットコインをガチホしていたら?
過去のデータで振り返ると、ビットコインをガチホしていれば大きなリターンを得られる可能性が高いです。
参照:CoinMarketCap | ビットコイン(BTC)価格・チャート・時価総額
しかし注意すべき点もあります。
短期的には損失が出る局面もあり、2021年から2022年の1年間では約15%下落しました。
つまりガチホで成果を出すには、目先の値動きに惑わされず数年単位で保有し続ける覚悟が必要です。
あくまで過去の実績であり、将来も同様に上昇する保証はありません。
ビットコインは値動きが激しい資産なので、余剰資金で投資することが大切です。
ガチホと塩漬けの違い
ガチホと塩漬けは、どちらも長期保有する点では同じに見えますが、実は全く異なります。
ガチホは「将来必ず値上がりする」という確信を持ち、戦略的に保有し続ける積極的な投資スタイルを指します。
対して塩漬けは、価格が下落して含み損を抱えてしまい、損切りできずに仕方なく保有している消極的な状態です。
たとえるなら、ガチホは「宝物を大切に保管している」状態で、塩漬けは「処分できないゴミを放置している」状態と言えるでしょう。
両者の最大の違いは、明確な出口戦略があるかどうかです。
ガチホでは購入前に利益を確定するタイミングや損切りのラインを決めていますが、塩漬けには計画がありません。
ガチホ運用で成果を出すなら、購入する仮想通貨の将来性をしっかり分析し、「いつ売るか」を事前に決めておくことが必須です。
ガチホをするメリット4選
ガチホには、初心者でも実践しやすい魅力的なメリットが数多くあります。
ここでは、特に重要な4つのメリットを詳しく解説していきます。
初心者でも始めやすい
ガチホは複雑な分析スキルが不要なため、投資経験がない人でもすぐに始められます。
一方、短い期間で株やFXの取引をして儲けるには、以下のような知識が必要です。
ローソク足の見方:価格の動きを視覚的に表すグラフの読み方
移動平均線の読み方 :価格の流れやトレンドを示す線の分析方法
売買タイミングの判断力 :「今買うべきか、売るべきか」を適切に決める力
こうした知識を身につけるには、かなりの時間と練習が必要でしょう。
ガチホは「成長性の高い銘柄を選んで長期保有する」だけのシンプルな戦略で完結します。
もちろん、ビットコインなどの主要銘柄の特徴を理解する基礎知識は必要ですが、難しいチャート分析を学ぶ必要はありません。
「いつ買っていつ売るべきか」などの悩みから解放され、投資判断のストレスも大幅に軽減されます。
仮想通貨投資のスタート地点として、ガチホは最適な選択肢といえるでしょう。
手数料などのコストを少なくできる
取引回数を抑えられるガチホは、手数料の負担を最小限に抑えられる効率的な投資法です。
仮想通貨の売買では必ず取引手数料が発生します。
デイトレードのように1日に何度も取引すると、その度にコストが積み重なっていきます。
たとえば1回0.1%の手数料でも、月に50回取引すれば5%ものコストになってしまうのです。
一方ガチホなら、購入時と売却時の計2回しか手数料が発生しません。
さらに長期保有により数十%から数百%の値上がり益を狙えるため、わずかな手数料の影響はほとんど無視できるレベルになります。
限られた資金を効率よく運用したい人にとっては見逃せないメリットです。
少額投資からでもOK
ガチホなら数百円という少額からでも始められるため、リスクを抑えながら投資経験を積めます。
多くの国内取引所では500円程度からビットコインを購入できるため、「まずは試してみたい」という初心者の人も気軽に始められます。
少額投資でも長期保有によって大きなリターンが期待できるのがガチホの魅力です。
実際、2020年5月に1万円分のビットコインを購入していた場合、2025年5月には約15万円に成長していた実績があります。
過去の実績が将来を保証するわけではありませんが、少額でもコツコツ積み立てることで、将来的に大きな資産を築ける可能性があります。
生活費を圧迫しない範囲で投資できるのは安心材料ですね。
チャートをこまめに確認する必要がない
日々の価格変動を気にしなくてよいため、時間と精神的な余裕を保ちながら投資を続けられます。
短期トレードでは、わずか数分の値動きで売買判断をする必要があり、常にチャートを監視し続けなければなりません。
これでは仕事中もスマホが気になり、本業に集中できなくなってしまうでしょう。
しかしガチホは数年単位での値上がりを狙う戦略なので、1日や1週間の価格変動は無視して構いません。
月に1回、資産状況を確認する程度で十分です。
仕事や育児で忙しい人、投資に時間を割けない人でも、無理なく続けられる投資スタイルといえます。
精神的なストレスも少なく、ゆとりを持って資産形成に取り組めるでしょう。
ガチホをするデメリット5選
ガチホは初心者でも始めやすい投資戦略ですが、知っておくべきデメリットも存在します。
メリットだけでなくリスクも理解した上で、自分に合った投資方法かを判断していきましょう。
利益を出せるまで時間がかかってしまう
ガチホは長期的な視点で利益を狙う戦略であるため、短期間で成果を出しづらいです。
ビットコインの価格が大きく上昇するには、過去の事例を見ても数年単位の時間を要しています。
一方で短期トレードなら、数日から数週間で利益を確定できるため、その資金を次の有望な投資先に回すことも可能です。
資金効率の面では短期売買に軍配が上がるでしょう。
すぐに投資の成果を実感したい人や、手元の資金を柔軟に動かしたい人にとって、ガチホは不向きな戦略といえます。
投資を始める前に「何年待てるか」を自問自答しておくことが重要です。
売却するタイミングが難しい
ガチホで頭を悩ますのが、売却タイミングの判断です。
価格が上昇している局面では「もう少し待てばさらに上がるかも」という期待から売却を先延ばしにしがちです。
気づいたときには暴落に巻き込まれていることもあります。
逆に価格が下落した際は「いつか必ず回復するはず」と根拠のない希望を持ち続け、損切りの機会を逃してしまうケースも珍しくありません。
このような感情的な判断を避けるには、運用開始前に明確な出口戦略を設定しておくことが不可欠です。
たとえば「購入価格から50%上昇したら半分売却」「含み損が20%を超えたら損切り」など、具体的な数値基準を決めておきましょう。
機会損失となることがある
ガチホで資金を長期間拘束すると、ほかの投資チャンスを逃す機会損失が発生します。
機会損失とは、最善の選択をしなかったために得られたはずの利益を逃してしまうことです。
仮想通貨は株式投資と比べて価格変動のぶれが極めて高く、1日で10%以上値動きすることも珍しくありません。
そのため短期取引で適切に売買すれば、ガチホよりも大きな利益を得られる可能性があります。
しかし手持ち資金の大部分をガチホに回していると、価格が高騰したときの追加購入や有望な新規銘柄への投資ができなくなるのです。
資金を一つの戦略に集中させず、全体の3割程度は短期売買用に確保しておくなど、柔軟性を持たせることをおすすめします。
複利運用には向いていない
ガチホは複利効果を活かしにくい投資戦略です。
複利とは、投資で得た利益をそのまま引き出さずに元のお金に足して、さらに運用を続けることです。
利益が新たな利益を生み出していく仕組みですね。
短期トレードの場合は、数週間から数ヶ月ごとに利益を現金化して、それを元手に加えてまた投資できます。
このサイクルを繰り返すことで、資産が雪だるまのようにどんどん大きくなっていきます。
一方、ガチホの場合は、基本的に売らずに持ち続けるスタイルです。
そのため利益を現金化する機会がほとんどなく、「利益を元手に加えて再投資する」という複利の効果をあまり活かせません。
効率よく資産を増やしたい人や、短い期間で複利の効果を実感したい人には、ガチホは向いていないかもしれません。
ただし、例外も。
一部の仮想通貨取引所では、持っている仮想通貨を預けるだけで利息がもらえる「ステーキング」というサービスがあります。
こうしたサービスを使えば、売らずに保有したままでも複利に近い効果が得られます。
取引所の倒産などで資産を失うリスクがある
ガチホでは、数年にわたって取引所に仮想通貨を預け続けることになります。
そのため、預けている期間中に取引所が経営破綻した場合、資産を失うリスクがあることを忘れてはいけません。
長期保有がメインの投資家は日常的に取引所をチェックしないため、廃業の通知に気づかず出金期限を過ぎてしまう恐れもあるでしょう。
このリスクを軽減するには、金融庁に登録された信頼性の高い大手取引所を選ぶことが重要です。
また、最低でも3ヶ月に1度は取引所からのお知らせを確認する習慣をつけましょう。
ガチホをするのに向いている人とは
ガチホに向いているのは、数年単位で資産形成を考えられる人です。
短期的な価格変動に一喜一憂せず、じっくり保有を続けられる精神的な余裕が求められます。
特に適しているのは以下のような人です。
- 仕事が忙しく、頻繁にチャートを確認する時間がない人
- 短期トレードの知識や経験が少ない投資初心者
- 当面使う予定のない余剰資金を確保できる人
- 仮想通貨市場の成長を信じて投資できる人
価格が大きく下落しても冷静さを保ち、損切りせずに保有を続けられる忍耐力も必要になります。
目先の利益を追うより、将来の大きなリターンを目指せる人にガチホは最適な戦略といえるでしょう。
ガチホ運用で利益を出すコツ5選
ガチホで成果を出すためには、正しい銘柄選びや取引所の見極め、適切な運用方法を知ることが欠かせません。
ここでは実践的な5つのコツを、初心者にも分かりやすく解説していきます。
信頼性の高い取引所を選ぶ
数年間資産を預けるガチホでは、セキュリティ体制の整った取引所選びが何より重要になります。
チェックすべきポイントは、コールドウォレット管理や2段階認証、分別管理など基本的な対策です。
加えて、過去のハッキング被害の有無や補償制度がどれほど充実しているかも確認しましょう。
手数料の安さも大切ですが、ガチホでは「資産が突然消える」リスクを避けることが最優先です。
取引所が倒産すれば預けた資産を失う可能性もあるため、運営会社の財務状況や金融庁への登録状況も確認しておきましょう。
価格を頻繁に確認しない
ガチホをするときに心がけることは、価格チェックの頻度を意図的に減らすことです。
毎日チャートを見ていると、10%の下落で不安になって売却したり、20%の上昇で早々に利確してしまったりと、感情的な判断をしがちになります。
実際、ビットコインは1年で50%以上下落することも珍しくありませんが、その後さらに大きく値上がりしているケースが多いのです。
おすすめは月1回程度のチェックにしておいて、あとは価格アラート機能で「100万円を下回ったら通知」といった設定をしておく方法です。
日々の変動を気にせず、長期的な成長を信じて待つ姿勢こそが、ガチホで利益を出す鉄則といえます。
積立投資も利用してみる
一度に大金を投じるより、積立投資を活用すれば購入タイミングのリスクを分散できます。
これはドルコスト平均法と呼ばれる手法で、毎月1万円ずつ買うと決めれば、価格が高い月は少なく、安い月は多く購入できる仕組みです。
- 1ビットコインが500万円のときは、0.002ビットコインが購入可能
- 1ビットコインが300万円のときは、0.0033ビットコインが購入可能
多くの取引所では毎日・毎週・毎月から選べる自動積立サービスを提供しており、一度設定すれば完全にほったらかしでOKです。
ただし積立は販売所での購入となり、取引所に比べて3〜5%ほど割高になる点には注意が必要です。
ステーキングやレンディングができる取引所を選ぶ
ただ保有するだけでなく、ステーキングやレンディングを活用すれば、ガチホ中でも着実に資産を増やせます。
レンディングでは、保有する仮想通貨を取引所に貸し出すことで、年利5〜20%の利息収入を得ることができます。
一方、ステーキングは、ブロックチェーンネットワークの運営と維持に貢献する対価として、年利3〜15%の報酬を受け取る仕組みです。
たとえば100万円分のビットコインを年利5%でレンディングすれば、1年で5万円の利息が得られます。
銀行預金の金利が0.001%程度であることを考えると、圧倒的に高い利回りです。
ただしレンディング期間中は売却できない点と、得られた報酬は雑所得として課税される点は理解しておきましょう。
いつ売却するかあらかじめ決めておく
ガチホを始める前に「いくらになったら売る」という明確な出口戦略を立てておくのが大事です。
具体的には「購入価格から3倍になったら半分売却」「30%下落したら損切り」「5年間は絶対に売らない」などのルールを決めましょう。
こうした基準がないと、含み益が出たときに「もっと上がるかも」と欲張って売り時を逃してしまいます。
また、下落時には「まだ戻るはず」と考えて塩漬けにしてしまいます。
実際にビットコインが700万円まで上昇した2021年には、「1,000万円まで待つ」と決めていた人の多くが、その後の暴落で利益を失いました。
感情に振り回されないためにも、冷静な今のうちに売却ルールを設定しておきましょう。
ガチホに関するよくある質問3選
ビットコインのガチホを始める前に知っておきたい、税金の扱いやおすすめ銘柄について解説します。
ビットコインはもっと価格が下がるまで買うのを待った方がいいですか?
ビットコインをガチホしたいと考えてるなら、購入するタイミングは「買いたい」と思った今がベストです。
なぜなら、ビットコインの価格は将来的に1億円を超えるという予測も出ているからです。
もし、ビットコインの将来性を信じているなら、2025年11月時点での価格水準は、長期的な視点で見れば十分に「割安」だと言えるでしょう。
「できるだけ価格が下がったときに買いたい」という気持ちはよくわかります。
しかし、最安値のタイミングを完璧に予測することは、プロの投資家でも困難です。
底値を待ち続けて機会を逃すくらいなら、自分が納得したタイミングで購入を決断する方が、結果的に賢明な選択となるでしょう。
重要なのは、価格の短期的な変動に一喜一憂するのではなく、長期的な成長を信じて保有し続けることです。
ビットコインをガチホして税金はかかりますか?
ビットコインをガチホしているだけで税金はかかりません。
税金が発生するのは、売却して利益が確定したときです。
具体的には、日本円に換金したとき、ほかの仮想通貨と交換したとき、商品やサービスの支払いに使ったときが課税対象となります。
つまり、どれだけ含み益が増えても、保有し続ける限り課税されないのがガチホの大きなメリットです。
ただし売却時の利益は雑所得となり、給与などの所得と合算して課税されます。
所得が増えるほど税率も上がり、最大55%(住民税10%込み)になる点は要注意です。
また、ガチホの期間が長いと取引履歴を確認できなくなる可能性があります。
確定申告に備えて、年に一度は取引履歴をダウンロードして保管しておくと安心でしょう。
税金の計算が不安な場合は、早めに税理士へ相談することをおすすめします。
ビットコイン以外でガチホにおすすめの仮想通貨はありますか?
時価総額が大きく将来性のある銘柄がおすすめです。
具体的にはイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)が候補になります。
一方で、知名度の低いマイナーなコインは、当たれば短期間で10倍以上に値上がりすることもあります。
しかし、運営がうまくいかずにプロジェクトが消滅し、コインの価値がゼロになってしまうリスクも大きいのが現実です。
ガチホを考えるなら、「値上がりするかどうか」だけでなく、「売りたいときにちゃんと売れるか」も大切です。
マイナーなコインは買い手が少なく、売りたくても売れないことがあります。
そのため、取引量が多く、いつでも売買できる時価総額が大きいコインを選ぶ方が安全でしょう。
個人的には発行上限2,100万枚という希少性や圧倒的な時価総額をもつビットコインのみガチホすることをおすすめしたいですね。
まとめ
この記事では「ビットコインのガチホの始め方と成果を出すコツ」を紹介しました。
最後にもう一度確認しましょう。
これらを実践すれば、投資初心者でも長期的な資産形成が可能になり、将来的に大きなリターンを得られる可能性が高まります。
ただし、ガチホは利益確定まで数年かかり、売却タイミングの判断が難しい投資法です。
成果を出すためには「余剰資金で始める」「感情的にならない」「明確な出口戦略を持つ」という3つの心構えにあります。
保有中は課税されませんが、売却時には最大55%の税率がかかる点もお忘れなく。
