
仮想通貨取引所を選ぶ際、「手数料はどこが安いのか?」「初心者でも安全に使えるのか?」と迷う人は多いのではないでしょうか。
国内には数十社の取引所があり、手数料・取扱銘柄・セキュリティはそれぞれ異なります。
選ぶ取引所によって、実際のコストや使いやすさは大きく変わるものです。
この記事では、初心者におすすめの仮想通貨取引所4社を徹底比較し、選び方のポイントや口座開設の手順まで丁寧に解説します。
ぜひ、参考にしてください。

目次
ビットコイン投資におすすめの仮想通貨取引所4選
国内にはさまざまな仮想通貨取引所があり、手数料やサービス内容は各社で異なります。
ここでは、初心者でも使いやすく信頼性の高い4社を取り上げ、それぞれの強みを紹介します。
| 取引所 | 銘柄数 | 手数料 (取引所) | 積立 | レンディング | 入金手数料 | 出金手数料 |
|---|---|---|---|---|---|---|
![]() 公式HPへ | 44銘柄 | Maker:-0.02% Taker:0.12% | ▲ | 〇 | 銀行振込:手数料のみ | 3万円未満は550円 3万円以上は770円 |
![]() 公式HPへ | 29銘柄 | 無料 | 〇 | 〇 | 銀行振込:手数料のみ 即時入金:無料 | 月に1回のみ無料 2回目以降は330円 |
![]() 公式HPへ | 19銘柄 | Maker:-0.01%〜 Taker:0.05%〜 | 〇 | 〇 | 銀行振込:手数料のみ 即時入金:無料 | 無料 ※大口出金の場合は400円 |
![]() 公式HPへ | 34銘柄 | 無料 (ビットコインのみ) | 〇 | 〇 | 銀行振込:手数料のみ コンビニ入金、クイック入金:770円〜 | 407円 |
Makerは「自分の希望する価格で買ってくれる人が現れるまで、ひたすら待ち続ける人」
Takerは「買いたいと注文を入れている人に、すぐにでも売ろうとする人」
このようなイメージで考えるとわかりやすいと思います。
初心者の人はTaker(提示されている価格で購入する注文方法)の手数料だけ押さえておけばよいでしょう。
bitbank

引用元:bitbank
bitbankは、アルトコインの現物取引量が国内トップクラスの取引所です。
取引量が多いほど売買が成立しやすく、希望に近い価格で取引できます。
幅広いアルトコインの取引を視野に入れている人には、特におすすめです。
出金時に手数料が発生する点と、レンディングを途中で解約すると違約金として手数料が発生する点には注意してください。
BITPOINT

引用元:BITPOINT
「とにかく手数料を抑えたい」と考える人には、BITPOINTがおすすめです。
ビットコインの積立投資では、手数料やスプレッドがかかりません。
また、銀行口座からの自動引き落としにも対応しており、手間をかけずに毎月コツコツ積み立てられます。
SBIグループ傘下の株式会社ビットポイントジャパンが運営しており、信頼性の面でも安心して利用できます。
BITPOINTは、手数料を最小限に抑えながら仮想通貨投資を始めたい人に向いている取引所といえるでしょう。
GMOコイン

引用元:GMOコイン
GMOコインは、仮想通貨の売買以外の運用サービスが充実している取引所です。
500円から利用できる積立投資をはじめ、仮想通貨を貸し出す「貸暗号資産」にも対応しています。
日本円の入出金手数料が無料なので、費用を最小限に抑えながら長期運用できます。
東証プライム市場上場のGMOインターネットグループが運営する、信頼性の高い取引所です。
売買以外にも資産を多角的に育てていきたい人に向いています。
Coincheck

引用元:Coincheck
Coincheckは、スマホアプリの使いやすさが国内トップクラスと評価されている取引所です。
気になる銘柄に価格アラートを設定しておくことで、相場の大きな変動も見逃さずにチェックできます。
スマホから手軽に仮想通貨投資を始めたい初心者の人は、Coincheckの口座開設を検討してみてください。
ビットコインの取引では手数料が無料になるので、仮想通貨の投資はビットコインのみと決めている人におすすめです。
入金方法には銀行振込やコンビニ入金、クイック入金がありますが、それぞれ手数料がかかる点には注意しましょう。
ビットコイン投資におすすめの取引所を選ぶポイント5選
取引所によって、手数料・銘柄数・対応サービスはそれぞれ異なります。
口座開設前に比較ポイントを押さえておきましょう。
自分に合った取引所をスムーズに選べるよう、5つのポイントを解説します。
自分が利用したい取引サービスを扱っているか
取引所を選ぶ際は、利用したいサービスに対応しているかを確認することが大切です。
対応サービスは取引所によって異なり、同じ銘柄でも使える機能が変わることがあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
「積立で長期保有したい」「保有しながら報酬も得たい」など、目的を先に決めておくと取引所をスムーズに比較できます。
手数料がどれくらいかかるか
手数料は取引を重ねるほど積み上がります。
そのため、種類と金額を事前に把握しておくことが大切です。
仮想通貨の取引では複数の手数料が発生するため、1つの数字だけで判断することは避けるべきです。
基本的に暗号資産交換業者はスプレッドの具体的な数値を公表していないため、投資家は実際の画面で買値と売値を確認してスプレッドを自分で計算するしかありません。
取引所での取引がメインなら取引手数料を、販売所での取引がメインならスプレッドを重視して比較しましょう。
取り扱い銘柄がどれくらいあるか
取扱銘柄数は、取引所によって大きく異なります。
将来的にアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨の総称)への投資も検討しているなら、取扱銘柄数の多さが重要な判断基準になります。
ビットコインはどの取引所でも購入できるため、アルトコインの取扱数を重点的に比較しましょう。
ただし、銘柄の「総数」だけで比較することには注意が必要です。
販売所では購入できても、取引所でユーザー同士が売買できる銘柄は限られている場合があるためです。
取引に慣れるにつれて、さまざまな通貨に興味を持つ人も多くいます。
最初から銘柄数の多い取引所を選んでおくと、後から口座を開設し直す手間を省けます。
セキュリティが充実しているか
大切な資産を守るために、取引所のセキュリティ体制を必ず確認しましょう。
国内外で大規模なハッキング事件が過去に発生していることから、取引所のセキュリティ対策の内容を確認することが求められます。
取引所の対策に加え、自分自身でも2段階認証を設定し、パスワードの管理を徹底することが、安全な資産運用につながります。
公式アプリが使いやすいか
毎日使うものだからこそ、アプリの使いやすさにもこだわって選びましょう。
複雑な操作画面は売買ボタンの押し間違いを招きやすく、思わぬ損失につながる危険もあります。
アプリストアのレビューや評価を見ておくと、実際の使い勝手の参考になります。
初心者の人は、直感的に操作できるシンプルなアプリを選ぶのがおすすめです。
なお、公式アプリ以外にもさまざまなアプリがありますが、中には怪しい詐欺目的のものも存在するため注意が必要です。
安全に取引するためにも、必ず取引所の公式アプリのみを使用しましょう。
ビットコイン(仮想通貨)取引所を選ぶときの注意点
取引所を選ぶ際には、事前に確認しておくべき注意点があります。
見落とすと思わぬ損失やトラブルを招くこともあるため、口座開設前にしっかり把握しておきましょう。
複数の取引所で口座を作っておく
仮想通貨取引所の口座は、複数開設しておくことをおすすめします。
1つの取引所だけを利用していると、システム障害やメンテナンスの際に取引が一切できなくなるためです。
また、資産を複数の取引所に分散させておけば、ハッキングや破綻が起きた際の損失を最小限に抑えやすくなります。
まずは1つの取引所で操作に慣れてから、2つ目の口座を追加するとよいでしょう。
取引所によって通貨の価格は異なる
同じビットコインでも、取引所によって価格は異なります。
ユーザーの数や注文状況が取引所ごとに違うため、需給バランスに差が生まれるからです。
たとえば、取引所Aの1BTCが1,500万円のとき、取引所Bでは1,502万円になっているケースも少なくありません。
相場が急変するタイミングでは、価格差がさらに広がる傾向があります。
購入前に複数の取引所の価格を比べることで、有利な条件で取引できるようになります。
金融庁に登録済みの取引所であることを確認する
口座開設前には、金融庁への登録を確認しておくことが大切です。
未登録業者は審査を通過しておらず、セキュリティや資産保全の水準が十分でない可能性があります。
万が一、トラブルが起きても利用者が法的保護を受けられない可能性があります。
金融庁の公式サイトに「暗号資産交換業者登録一覧」が掲載されているため、事前に登録業者かどうかを確認しておきましょう。
各取引所の公式サイトには登録番号が記載されています。
口座開設前に必ず確認しておくことをおすすめします。
参照元:暗号資産交換業者登録一覧|金融庁
ビットコイン(仮想通貨)取引所の口座開設手順3ステップ
口座開設はアカウント登録・本人確認・口座開設コードの入力の3ステップで完了し、すべてスマートフォン一台で手続きができます。
操作がシンプルなため、初めての人でも迷わず進められます。
1.アカウントを登録する
まず、取引所の公式サイトやアプリにアクセスし、メールアドレスとパスワードを入力してアカウントを登録しましょう。
登録後に届く確認メールのURLをクリックしてパスワードを設定することで、アカウントの作成が完了します。
取引所によってはSMS認証が求められる場合もあるものの、手続き自体はシンプルで、初めての人でも10分ほどで終わります。
ただし、アカウントを作成しただけでは仮想通貨の売買はできません。
売買を始めるには、次のステップで本人確認を済ませる必要があります。
2.個人情報を登録して本人確認を完了させる
本人確認を済ませることで、仮想通貨の取引が可能になります。
手順はシンプルで、個人情報の入力と本人確認書類のアップロードの2つです。
本人確認書類はスマートフォンで撮影してそのまま提出できます。
使用できる書類は運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなどです。
郵送でも提出できますが、審査完了まで一週間ほどかかる点に注意が必要です。
取引所により多少の違いはありますが、スマートフォンで手続きをすると、郵送より審査が早く完了します。
早く取引を始めたい人には、オンラインでの手続きがおすすめです。
3.口座開設コードを入力して取引を始める
審査が完了すると、業者からメールまたは郵送で「口座開設コード」が送られてきます。
取引所にログインし、コードを入力したら手続き完了です。
銀行振込やコンビニ入金、電子マネーなどで日本円を入金することで、ビットコインなどの購入が可能になります。
不正ログイン対策として、パスワードに加えてSMSコードで本人確認する2段階認証を設定しておきましょう。
アカウントをより安全に守ることができます。
ビットコイン投資に海外取引所をおすすめしない理由
海外取引所は取扱銘柄の豊富さや高いレバレッジが魅力である一方、初心者には法律面・安全面のリスクが大きいといえます。
理由を3つにまとめて解説します。
日本の法律による認可を受けていない
海外取引所の多くは日本の金融庁に登録していない「無登録業者」です。
そのため、万が一トラブルが起きても、法的な保護を受けることは難しいのが現状です。
国内取引所はすべて、金融庁への事業者登録を済ませており、日本の法規制に基づいて運営されています。
しかし、海外取引所の多くは未登録のまま運営されており、すでに金融庁から警告書を受けているところも複数あります。
2025年2月には、一部アプリが国内ストアから削除され、ダウンロードできなくなりました。
万が一、トラブルが起きても利用者は日本の行政機関による直接の介入を期待できず、資産の補償を受けられない恐れがあります。
日本語サポートにも対応していた海外取引所「Bybit」のアプリが日本のApp Storeからダウンロードできなくなり、SNSなどで話題になりました。
信頼性の低い通貨が取引対象になっている
海外取引所では詐欺目的のコインが紛れ込んでいることがあるため、十分な注意が必要です。
国内取引所は、審査を経て金融庁に届け出をおこない承認を受けた「ホワイトリスト」の銘柄のみを上場しています。
一方、海外取引所では上場基準が緩いため、審査が不十分な銘柄が取り扱われることもあります。
不正な資金調達を目的とした「スキャムコイン(詐欺コイン)」も混在しており、購入後まもなく価値を失うものも少なくありません。
怪しい銘柄で損失が生じても、日本の法律では保護されないため、投資には十分な注意が必要です。
仮想通貨取引所が突然使えなくなる可能性がある
海外取引所は突然サービスを停止することがあります。
その場合、資産を引き出せなくなるリスクがある点に注意が必要です。
国内取引所は法律により「分別管理」が義務付けられており、万が一倒産した場合でも顧客資産は保護されます。
しかし、海外取引所は資産管理のルールが国や事業者によって異なるため、顧客資産と自社資産の区分けが不透明になる場合もあります。
規制の緩い環境で運営される取引所では、不測の事態がいつ起きてもおかしくありません。
初心者は安全性の高い国内取引所を選ぶことをおすすめします。
ビットコイン(仮想通貨)取引所に関するよくある質問
口座開設前に確認しておきたい疑問を、Q&A形式でまとめました。
年齢条件・税金・販売所との違いなど、初心者が取引を始める前に知っておくべきポイントをひとつずつ解説します。
取引所の利用は何歳から可能ですか?
年齢条件は原則18歳以上で、条件を満たしていれば仮想通貨取引所の口座を開設できます。
2022年4月の民法改正で成人年齢が18歳に引き下げられたことを受け、仮想通貨取引所の口座開設も18歳から認められるようになりました。
ただし、取引所によっては独自の規定により「20歳以上」を条件としている場合もあります。
口座開設前に、各取引所の利用規約を必ず確認しておくことをおすすめします。
17歳以下の人は口座開設の対象外となるため、18歳の誕生日を迎えてから手続きを進めてください。
ビットコインで利益がでたら税金はかかりますか?
税法上、ビットコインの売却益は「雑所得」に分類されるため、原則として確定申告の対象となります。
給与所得者は、仮想通貨を含む給与以外の年間利益が20万円を超えた場合、確定申告が必要です。
税率は所得に応じて5〜45%が適用されます。
住民税10%を合わせると、最高55%の負担となる点に注意が必要です。
税率は所得に比例して高くなる仕組みのため、利益が大きいほど税負担も増します。
なお、ビットコインで別の仮想通貨を購入した際に生じた利益も、課税の対象となる点に注意が必要です。
取引所では取引履歴を確認できるため、定期的に記録・保存しておくことをおすすめします。
税金の計算は複雑なため、税理士や所轄の税務署に相談しながら正確な申告を心がけましょう。
取引所と販売所の違いはありますか?
取引所と販売所の違いは、取引相手が誰であるかです。
取引所では、ユーザー同士が価格を提示し合いながら直接取引します。
買い手と売り手の注文が一致したときに取引が成立するため、スプレッド(買値と売値の差額)が発生せず、コストを抑えられるのが特徴です。
一方、販売所では運営会社が取引相手となるため、ユーザーは運営会社が提示した価格で売買することになります。
販売所は操作がシンプルで扱いやすい反面、スプレッドがあるためコストは割高になりがちです。
取引所は初心者でも問題なくビットコインを購入できるため、個人的にはおすすめです。
まとめ
初心者が取引所を選ぶ際は、手数料・銘柄数・セキュリティ・対応サービスを軸に比較するとよいでしょう。
アルトコインの取引も検討しているならbitbank、手数料を抑えたいならBITPOINTが向いています。
さまざまな方法で資産を運用したい人にはGMOコイン、アプリの操作性を重視する人にはCoincheckがおすすめです。
安全に取引するために、口座開設前には金融庁に登録されている取引所かどうかを必ず確認してください。
海外取引所は法的保護がなく、初心者にはリスクが高いためおすすめできません。
まずは国内取引所に複数の口座を開設し、少しずつ取引に慣れていきましょう。





